街を歩くと至る所にクイックマッサージ、オイルマッサージ、足ツボマッサージ店
を見かけますが、マッサージの意味・歴史・健康効果はどうなって
いるのでしょうか?早速、まとめてみました。
マッサージの語源
マッサージの語源は、ギリシャ語のマッシー(揉む)または、
アラビア語のマス(揉み込む)に、フランス語のアジ(操作する)
という語尾が付いた造語とされています。
つまり、マッサージとは体を揉むことなのです。
マッサージの効果
マッサージの意味は直接皮膚に求心的に施術することにより
主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法
を言います。つまり、動脈硬化や脳梗塞の予防にもつながります。
静脈とは毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管をいい、
循環血量の75%を静脈系が占めている為、
静脈血管の改善されると血行が非常に良くなります。
また、リンパ循環が改善されると血管より漏出した血漿タンパク質、
組織内の細胞より排出され高分子物質の運搬がスムーズになります。
つまり、マッサージには、動脈硬化や高血圧、脳梗塞や心筋梗塞など
の生活習慣病を予防する効果があるのです。
マッサージの歴史
また、日本におけるマッサージの歴史は按摩からスタートします。
按摩は奈良時代中国から伝来した古い手技療法です。
マッサージの種類
マッサージの種類には以下の3種類があります。
@按摩
手でもんだり、さすったり、たたいたり、ふるわせたりして行う手技療法で、
からだの中枢から末梢へと、遠心方式によるからだへの刺激を与え、
血液のながれをを良くし、皮膚や筋肉を正常化させ、
疲労を回復させることを目的としています。
A西洋式マッサージ
オイル(アロマ)やタルクをつけて、もむ、さする、たたくなど、
からだの末梢から中枢へと施術を行います。
(オイルは毒性があり、直接飲むと最悪の場合 死んでしまいますが、体につける場合は、
脳を刺激し、リラックス感を得る事ができます。)
B指圧
日本独特の手技療法で、もんだり、たたいたりせず、皮膚表面だけの刺激ではなく、
手指だけを使い、徐々に圧を加えることによって、
筋肉の疲労物質を取り除き、筋肉を正常化し体の均衡を保つことが出来ます。
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