私達の身体に住みついて痒みを引き起こすカビ(水虫・たむし・いんきん)ですが、
どうしてカビ(水虫・たむし・いんきん)は発生するのでしょうか?
早速、色々なカビ(水虫・たむし・いんきん)を調べてみました。
@カビはどこにいる?
カビは「生もの」を長時間外において置くと生えるように
空気中にも存在しています。また、カンジタ菌というカビについては
人間の皮膚にも存在しています。つまり、カビはどこにでもいます。
Aどうやって感染する?
空中・物を漂っている胞子が、腐敗した植物など
湿った有機物の表面に触れると発芽し、
菌糸のネットワークを形成する事で感染します。
B人に住み着くカビの種類について
体部白癬(たむし)・・・被髪頭部・手・足・股以外に生じる白癬菌感染症。
※皮膚表面の角質層にあるケラチンを栄養にして寄生する菌である。
汗がたまった肌をそのままにしておくと、人の肌に感染します。
股部白癬(いんきん)・・・人に住み着くカンジタ菌が
ビタミン欠乏症による免疫力の低下等が
原因で湿った股部に感染して発生するのが主な原因です。
足白癬(水虫)・・・足底・足の指の間に生じるカビです。
蒸れた足に発生したり、銭湯等で人の足から足へ感染していきます。
※感染源がなくても蒸れた足等から発症します。
爪白癬(爪水虫)・・・銭湯の使いまわしのタオル等から爪に感染します。
※感染源がなくても蒸れた爪から発症します。
頭部白癬(しらくも)・・・牛に寄生しているため、酪農業を営む人に感染しやすいです。
自然治癒は可能か?
カビ(水虫・たむし・いんきん)は角質内部へ侵食し定住します。
この領域では白血球による駆逐も不可能です。
また皮膚の新陳代謝以上のスピードで侵食するため、自然治癒できません。
その為、放っておくと、カビが出す胞子によってどんどん増殖して、
広がっていきます。その為、薬を使って治すしかありません。
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