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患部が腫れ(はれ)・熱を持つのはなぜか?

スポーツで捻挫をしたり、変な菌が体に入ると患部が腫れあがり、

熱を持ちますが、あれはなぜ起きるのでしょうか?
(人の身体が腫れ・熱を持つ事を炎症と言います。)

炎症・・・生体が何らかの有害な刺激を受けた時に免疫応答が働き、

それによって生体に出現した症候を指します。

炎症の4徴候は「発赤、熱感、腫脹、疼痛」です。


患部が腫れ・熱を持つメカニズム

@有害な刺激を受けると、まずその付近の血管が一時的に収縮します。

Aその後、血管が拡張し血流が増加し(熱を持つようになる)、

通常はは血管外に出ることがないフィブリノーゲンやグロブリン、

アルブミンなどの血漿タンパク質をふくむ血液成分が血管外に出します。
(「滲出-しんしゅつ」と言います)

もちろん、患部は腫れあがります。

B次に白血球が血管外へ出て(「滲出-しんしゅつ」)して有害物を排除します。

白血球とは・・・外部から体内に侵入した細菌・ウイルスなど異物の排除・

腫瘍細胞・役目を終えた細胞の排除などを目的とした細胞です。
(血液1リットルあたり、3500〜9000個程度の細胞があります。)

腫瘍細胞とは・・・組織、細胞が生体内の制御に反して自律的に過剰に
増殖することによってできる組織塊の事を言います。
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