私達がアメリカやヨーロッパに行くと白人・金髪の人の姿を見かけますが、
人の肌の色や髪の色が各国違うのはなぜでしょうか?
早速、その謎を調べてみました。
@人間の髪の色・肌の色が人種によって違う理由について
人の肌・髪の毛は表皮最下層・毛根でメラニンの生成される事で色づきます。
メラニンとは、ヒトを含む動物、植物、原生動物において形成される色素です。
皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母などにある
メラノサイト(色素細胞)で生成されます。
メラニンにはユーメラニン、フェオメラニンがあります。
日本人・・・毛根のユーメラニン(黒〜茶褐色)が多い為、髪の色は黒髪です。
オランダ人・ドイツ人・・・毛根のフェオメラニン(赤褐色〜黄色)が多い為、
髪の色は金髪です。
ちなみに、肌の色もメラニンの量によって決まります。
肌のユーメラミンの量が多い・・・黒人
ユーメラミン・フェオメラニンの量が同等・・・黄色人種
メラニンの量が少ない・・・白人
となります。また、メラニンには細胞核のDNAを損壊する太陽からの
紫外線を吸収する働きを持っていますので、皮膚がんの予防効果があります。 |