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風邪をひく原因・早く治す方法は?

みなさんは1年に何回かは風邪をひくことがあると思いますが、

風邪をひいてしまう仕組みについて考えた事がありますか?

ここでは風邪を引く原因や早く治す方法まで色々な側面から

考えていきたいと思います。


@風邪を引く原因

@鼻・のどの奥にウイルスが取りつきます。

A体が弱っていると、
粘液分泌細胞 から、洗剤や水ならぬ、
粘液が出てウイルスを洗い流し、さらにそのウイルスを含んだ粘液(たん)を、
せん毛細胞 が、ほうきのようにはたらいて、外に掃き出してくれなくなります。

Bウイルスは
のどの奥の細胞に入り込み、1時間後には100個、
1日後には100万個に増え 、細胞をやぶって外に飛び出します。
それを体は外へ流し出そうと更に頑張るため、
鼻水やセキが出るようになります。

C血液中の
マクロファージ(白血球) は、入ってきて爆発的に増えたウイルス
を食べ続けなんとか数を減らそうします。
同時に
視床下部の体温中枢に「発熱してくれ!」のサインを送ります。
これが
風邪をひいた時き熱が出るメカニズムです。

Dウイルスが好きなのが、35〜36度なので、 それ以上の発熱で増えなくなります。
同時に熱が上がると、ウイルスに対抗する
免疫物質が活発になり、ウイルスをやっつけます
また発熱で関節などを痛くなりますが、これで
身体が動かない=休むことができます。

Eこのような経緯を辿って風邪は治ります。
しかし、Aのせん毛細胞は回復までに、
2〜3日かかりますので、
熱が下がったからといって安心しては、また別のウイルスに感染してしまいます。
注意してください。



A風邪を早く治す方法

※知恵袋ユーザー様の貴重な体験談やWikipediaを
基にまとめています。

@水分はしっかりとろう

発熱すると食欲が落ち、食事量が減るため、栄養補給の面だけではなく、
食事と同時に取る
水分摂取量が減少します。
これに対して発熱に伴って発汗が起きるので、
脱水が起きやすくなります。
脱水を防ぐためにも、水分補給は大切です。

Aストレスを減らそう

ストレスが多い状態だと
体の免疫系の働きが悪くなります。
寝ながら好きな
音楽等を聴いてストレスを発散しましょう。

B解熱剤はなるべく使わないようにしよう

ウイルスは熱が高くなると増えなくなり、免疫物質が活発になりますので、
風邪を治すチャンスです。なるべく使用しないように心がけましょう。

C免疫力を高めるビタミンAやビタミンBやビタミンCをしっかりとろう。
風邪の
ウイルスに対する抵抗力をつける蛋白質をしっかりとろう。
免疫細胞のはたらきを活性化させる
亜鉛をしっかりとろう。


ビタミンAが多い食べ物・・・
レバー、モロヘイヤ、うなぎ、たまご、にんじん等があります。

ビタミンB1が多い食べ物・・・
豚ヒレ肉、胚芽米、レバー、のり、ゴマ、枝豆等があります。

ビタミンB2が多い食べ物・・・
やつめうなぎ、レバー、さば、卵、チーズ等があります。

ビタミンB3が多い食べ物・・・
レバー、肉類、かつお、まぐろ、豆類等があります。

ビタミンB5が多い食べ物・・・
レバー、卵、ブロッコリー、豆類、チーズ等があります。

ビタミンB6が多い食べ物・・・
ニンニク、サケ、サバ、いわし、レバー、じゃがいも等があります。

ビタミンB12が多い食べ物・・・
レバー、あさり、しじみ、カキ、はまぐり、牛乳、チーズ等があります。

ビタミンCが多い食べ物・・・・
ピーマン、キャベツ、アセロラ、レモン、柿、みかん、生姜等があります。

蛋白質が多い食べ物・・・

牛肉、豚肉、鶏肉、たまご、アジ、サンマ、牛乳
等があります。


亜鉛が多い食べ物・・・
カキ、レバー、牛肉、卵、ずわいがに等があります。


D喉のまわりにタオルをまいて、肩と首の後ろを暖める
(身体を冷やさない)


肩や首を暖め、体の熱を上げる事で、
ウイルスに対抗する免疫物質が
活発
になり、風邪を早く治す事ができます。

Eとにかく寝る

睡眠時に骨髄では白血球赤血球リンパ液などが生産され、
血行が促進され、体が持つ病気や病原体への抵抗力や
免疫力を高める
事ができます。

F熱が上がる時(寒い時)は厚着、下がる時(暑い時)は薄着する。

熱が上がる時は、厚着して、ウィルスの増殖を抑え、免疫物質の活動を活発
にさせます。しかし、熱が上がりきって汗をかくようになったら、逆に
熱を外に発散して下げるようにします。

G風邪の引き始めには、イソジンでうがいを頻繁に行う。
(身体の中のウィルスの増殖を抑えます。)

H消化がよく、栄養があるものを食べる。(お粥、うどん等)


I室内の湿度を保つ(部屋内のウィルスの増殖を抑える)

J熱い風呂に入る(10分程度)
⇒身体が冷えないようにすぐに布団に入って寝る。

寝込む程の風邪でなければ、熱い風呂は、ウィルス撃退に効果的です。
ただし、体力を消耗している時期や疲れが溜まっているようなら、
体力が更に落ちてしまう可能性があるので、入浴は避けた方がいいです。

K手洗い、うがいをしっかりする(緑茶でうがいをする。)

Lりんご丸ごと一個すりおろしたのを寝る前に食べる。


りんごには、免疫力を高める
ビタミンC 4mg、ウィルスの抵抗力
をつける
蛋白質 0.2gが含まれています。

M食後に亜鉛とビタミンC、E、B郡などの錠剤を飲む

N医者に点滴をしてもらう。

(点滴には、ブドウ糖、ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、アミノ酸に
パントテン酸など人間に必要なほぼ全ての栄養が入っています。)

Oパブロン(風邪薬)を飲む

パブロンには風邪の時に不足しやすい、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれて
おり、風邪の治りを早めます。


Pトンカツを食べる
(豚肉には
ビタミンB1、ビタミンB2が豊富に含まれています。)

Q自分を甘やかす。

食べたい時に食べたい物を好きなだけ食べて、
寝たい時に寝たいだけ寝て、ダラダラ過ごします⇒
ストレス発散に繋がります。

R眠くなくても横になる(寝て、寝て寝まくる)

Sネギを食べる。


「ネギ」には、カテロン・ビタミンC・ビタミンK・カルシウム・アリシン
が含まれており、身体の免疫力を高めます。


21、梅干を食べる

梅干には免疫細胞のはたらきを活性化させる亜鉛、
免疫力を高めるビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれています。


22、生卵を食べる

生卵にはウイルスに対する抵抗力をつける蛋白質が豊富に含まれています。

23、ポカリスエットを飲む

ポカリスエットは体液に近い組成の電解質溶液のため、
すばやく水分を吸収する事ができます。

24、背中首筋を「ドライヤー」で温める。

25、栄養ドリンクを飲む


栄養ドリンクにはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6等、免疫力を
高める成分が含まれています。

26、「レモン」を食べる

レモンには免疫力を高めるビタミンCが豊富に含まれています。

27、「みかん」を食べる。(果物を食べる)

「みかん」等の果物には免疫力を高めるビタミンが豊富に含まれています。

28、生姜(しょうが)を食べる


生姜には蛋白質、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6等
免疫力を高める成分が豊富に含まれています。


29、よく食べてよく寝る(ステーキなど)

ステーキには蛋白質や亜鉛が多く含まれています。

30、夜眠る時にマスクをして寝る

外からのウィルスの進入を防ぐ事できます。

B風邪とは何か?

主に
ウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、

咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど
局部症状(カタル症状)、

および
発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現した状態

のことを言います。つまり、風邪を引き起こすのは
ウイルスという事になります。

また、ウイルスとは、他の
生物の細胞を利用して、

自己を複製させることのできる微小な構造体
の事をいいます。

ウイルスはラテン語で「毒」を意味する語であり、日本では最初、

日本細菌学会によって「
病毒」と呼ばれていました。

C風邪の症状が色々ある理由

それは
感染するウイルスの引き起こす症状が違うからです。
(
風邪を引き起こすウイルスは約200種類もあります。)

ここでは代表的なウイルスを紹介したいと思います。

ライノウイルス・・・冬に流行するウイルスの主流です。鼻やのどの症状を引き起こす。
治りは比較的早いです。

アデノウイルス・・・晩冬から初夏にかけて流行します。咽頭炎、気管支炎などの
のどの奥の炎症や結膜炎につながることもあります。

エンテロウイルス・・・夏に流行するウイルスです。のどの痛みや高熱、
せきなどの症状が特徴的です。

インフルエンザウイルス・・・インフルエンザを引き起こすウイルス。
大きく
A型、B型、C型の3タイプに分かれます。大流行を起こすのはA型です。

SARSコロナウイルス・・・SARSを引き起こすウイルス。中国広東省から広まり、
2003年春までにアジア〜東南アジアを中心に感染が拡大しました。

ぜひ、風邪の予防や風邪をひいてしまった時に役立ててみて下さいです。
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