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金縛りの原因とその対策方法は?

人は寝ている時に金縛りになってしまう事がありますが、なぜでしょうか?

このページでは金縛りになる原因や対策方法

について考えてみたいと思います。


金縛りとは何か?

金縛りとは主に就寝中、意識がはっきりしていながら

体を動かすことができない症状を指します。

体が締め付けられるような感覚からこう呼ばれているそうです。

またその由来は不動明王が持つ羂索(けんさく)の威力により、

敵や賊(転じて煩悩)を身動きできないようにする密教の修法である

「金縛法」(きんばく・かなしばりほう)を由来としています。(仏教用語)

幽霊現象、心霊現象と関連づけられる事もありますが、医学的には、

睡眠麻痺と呼ばれる睡眠時の全身の脱力と意識の覚醒が同時に起こった状態をいい、

不規則な生活、寝不足、過労、時差ぼけやストレス、などから起こるとされています。
(普段運動していない人が
突然運動をしたり、旅行中も起こりやすいです。)

脳がしっかり覚醒していないため、人が上に乗っているように感じる、

自分の部屋に人が入っているのを見た、耳元で囁かれた、体を触られていると

いったような
幻覚を伴う場合もあります。

また、金縛りには閉眼型と、開眼型の二種類が存在します。

ほとんどは前者のもので、閉眼しているにもかかわらず、

金縛りがかかる直前の室内の風景や、

普段の室内の記憶が鮮明な夢となって映し出されます。


しかし、本人が閉眼型だと認知していない場合がほとんどです。

閉眼型の特徴として、霊などの幻覚が見えたりし、

恐怖感を強く感じる場合が多いことが挙げられます。

ちなみに、
体外離脱する場合もあり、思春期の女性に多いのが特徴です。

閉眼型の金縛りを自分の意思で解除する事は、ほぼ
不可能です。

しかし、まれに
開眼した状態での金縛りも存在します。
開眼型の金縛りの特徴として、全身の随意運動を奪われるものの、嗅覚、聴覚、視覚

(ただし眼球運動は不可能、もしくは不随意)が鮮明であり、

金縛り状態のままテレビの視聴や車窓からの風景を鮮明に見ることも可能できます。

次に金縛りの対策方法ですが、
規則正しい睡眠をこころがけることです。

規則正しい生活サイクルを継続的に身につけることで金縛りを予防する事ができます。

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