朝、寝起きが悪くて2度寝してしまい、
会社や学校に遅刻してしまったという事は
今までありませんか?きっと何度かはあると思います。
ここでは気持ちよく起きられる方法について
検証していきたいと思います。
まず、最初に覚えておきたいのが、
体内時計の周期は24時間よりも長いという事です。
私たちは1日昼と夜24時間を1つの単位として活動していますが、
脳内視床下部の視交叉上核に体内(生物)時計があり、
これは約25時間の周期で活動しています。
もし現実の時計と体内時計がずれた状態のまま朝を迎えてしまうと
寝起きがものすごく悪くなります。
ではどうすればこの1時間の体内時計のズレをリセットできるのでしょうか?
体内時計をリセットする方法には3つあります。
@光や温度によるリセットです。
朝日が網膜にはいるとその刺激が視神経を通り、
松果体や視交叉上核にはいり脳を覚醒させます。
A毎日繰り返される習慣です。
毎日、同じ時間に寝て起きる事でリセットします。
B食事です。
脳内の空腹中枢と満腹中枢の刺激が日内リズムを作ります。
また、人それぞれの理想の睡眠時間があるのでそれを見つける事です。
(同じ人でも年齢によって理想の睡眠時間というの変わります。)
寝起きが悪い人は毎日の睡眠時間の記録を付けてみましょう。
1ヶ月の記録を付けてみて、朝気持ちよく目覚める事ができて1日元気に暮らせた時の
睡眠時間は何時間だったかを調べて下さい。それが貴方の理想の睡眠時間です。
つまり、
毎日、朝は太陽の光が入るようにしておいて、同じ時間に就寝・起床し、
同じ時間に食事を取り、理想の睡眠時間を守れば
気持ちよい朝を必ず迎える事ができます。ぜひ試してみて下さい。
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