私達はお腹がすいた時(空腹)の時におなかが鳴る事が
ありますが、なぜお腹が鳴るのでしょうか?早速調べてみました。
お腹が、グゥーと鳴る事を腹鳴(ふくめい)といいます。
これは、空腹時に胃が収縮運動をしている時に、お腹に溜まった空気を
移動する時にお腹が鳴ります。
空腹時、お腹が「グゥー」鳴る仕組み
@食事を食べると胃が伸びたり、縮んだりして食べ物を消化して、
十二指腸に食べ物を送ります。
Aその内、胃に食べ物がなくなり、脳の糖濃度(ブドウ糖)が低下すると、
脳は自律神経という神経にブドウ糖を持ってくるように指令を出します。
(ブドウ糖を吸収しているのは小腸です。)
B自律神経が脳から指令を受けると、それに伴って胃が縮むようになります。
C胃が縮むと、胃の中の残っていた空気が十二指腸というところに押し出されます。
D胃の中の空気が十二指腸に押し出される時に「グゥー」と音が鳴ります。
※炭水化物に含まれたブドウ糖を吸収する消化器官は小腸です。
(胃ではペプシンという酵素によりたんぱく質の分解が主に行われます。)
※十二指腸とは・・・、胃と小腸をつなぐ消化管です。
(脂肪、タンパク質、炭水化物が分解されます。)
自律神経とは・・・内臓諸臓器の機能を調節し、情報を中枢神経系に伝える
神経の事を言います。
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