以前、「盲腸ってどこにあるの?・役割は何?」というコラムで
盲腸は大腸の入口にあり、盲腸の端から細長く飛び出ている虫垂が
炎症を起こす事で「盲腸・盲腸炎」になる事がわかりました。
では、「盲腸」はなぜなるのでしょうか?
現在、盲腸になる原因と考えられているのは、
@便が固まって石のようになってしまった糞石が
虫垂に詰まってしまい起こる。
A暴飲暴食、過労、ストレスにより腸内環境が悪化して起こる
と考えられています。
では、私達はどのように「盲腸」を予防すればよいのでしょうか?
盲腸の予防法
上で述べたように、盲腸の主な原因は便秘(腸内環境の悪化)による
ものである事がわかりました。
以前、「便秘とは何か?(種類・原因・対策/解消法)」というコラムで
便秘(腸内環境の悪化)の原因は、
食事量・食物繊維の摂取不足
運動不足
腹筋力の低下
ストレス
環境の変化
不規則な生活(暴飲暴食等)
が原因という話しをしました。
便秘(腸内環境の悪化)になると「盲腸」になりやすくなるだけでなく、
ウェルシュ菌・大腸菌と呼ばれる悪玉菌の増加によって
発がん性物質も産生されがんになるリスクも高くなってしまいます。
つまり、私達は以下の事を実施する事で盲腸を予防する事ができます。
@積極的に歩く等、運動する事を心がけ腹筋を鍛えて便秘を予防する。
A腹部のマッサージを行い便秘を予防する。
B食物繊維を多く摂って便秘を予防する。(善玉菌を増やす)
C水分をたくさんとって便秘を予防する。
D乳酸菌を多く摂って便秘を予防する。(善玉菌を増やす)
E規則正しい生活を心がける。(腸内環境を整える。・善玉菌を増やす。)
Fストレスを発散させるように心がける。(ストレス発散法はこちら)
(腸内環境を整える。・善玉菌を増やす。)
ぜひ、上記のような生活を心がけて、盲腸の予防だけでなく、
癌(がん)の予防にも役立てて下さい。
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