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「ささくれ」を早く治す方法は?(治し方)

以前、「ささくれになる原因は?」というコラムで

ささくれの原因には「乾燥」、「栄養不足」、「油分不足」

の3つの原因がある事を述べてきました。

では、もし「ささくれ」になってしまった場合は

どうすればいいのでしょうか?早速、早く治す方法をまとめてみました。


@「ささくれ」が引っかからないようにハサミで切りましょう。

ささくれが何かに引っかかって傷口を広げてしまっては

大変です。(ますます痛みがひどくなってしまいます。)

ハサミで切って傷口が広がらないようにしましょう。


※ささくれができると、早く治そうとして、ささくれを強引に

引きちぎろう
とする人がいますが、そのやり方は間違っています。

もし、強引に引きちぎってしまうと、その傷口から「ばい菌」が

入って化膿という恐ろしい症状を引き起こしてしまう

可能性もあります。絶対に引きちぎらないで下さい。


A手を石鹸でよく洗い、消毒しましょう

ささくれを早く治すには小まめな手洗い、消毒を

行ってばい菌が傷口から入らないように心がける

事が大事です。ばい菌が入らなければ3日間程度で完治させる事も可能です。


※所詮、「ささくれ」と思い、侮ってはいけません。

侮ると化膿という恐ろしい症状を引き起こして

しまいます。小まめな手洗い、消毒を心がけましょう。


Bハンドクリーム(保湿クリーム)を塗りましょう。

ささくれができるという事は手の脂肪分(皮脂(ひし))

が不足している事が考えられます。このような

状態だと、ささくれの治りが遅くなるだけでなく、

同時に何箇所ものささくれができてしまう場合もあります。

ハンドクリーム(保湿クリーム)を塗ってささくれの発生を予防しましょう。


C栄養素(たんぱく質、ビタミン)をしっかり摂りましょう。

人の皮膚は主に水分、たんぱく質で成り立っています。

ささくれを早く治すには、たんぱく質をしっかり摂取する

事が大事です。また、 皮膚や粘膜を丈夫にする

働きがあるビタミンAや体内にたんぱく質を供給して、

皮膚の代謝を高めるビタミンB6、ハリやツヤのある皮膚

を作り出すビタミンC、血管をしなやかにし、

乾燥肌を防ぐビタミンE等の栄養素をバランスよく摂る事で

「ささくれ」を予防する事もできます。

普段からバランスの良い食事を心がけましょう。


※栄養素がたくさん含まれる食べ物リストです。

1、たんぱく質・・・いわしいくらすじこたらこあじ

2、ビタミンA・・・・鶏肉(レバー)豚肉(レバー)うなぎ

牛肉(レバー)ほたるいか

3、ビタミンB6・・・ニンニクまぐろ牛肉(レバー)

かつお鶏ひき肉

4、ビタミンC・・・・ピーマンゆずパセリレモン

5、ビタミンE・・・・すじこいくらあゆいわしたらこ


D睡眠をしっかり取りましょう
(規則正しい生活を心がけましょう)


睡眠をしっかりとり、規則正しい生活を心がける事で

身体的ストレス、精神的ストレスが減らし、

キズを修復する成長ホルモンを多く分泌させる事が

できるようになる為、ささくれの治りが早くなります。

普段から規則正しい生活を心がけましょう。


※成長ホルモンとは・・・

脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンです。

骨や筋肉の成長を促進させるだけでなく、

炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進させる

機能も持ち合わせています。
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