コーヒーを飲むとトイレが近くなったり、眠れなくなったりしますが、
なぜこのような事が起こるのでしょうか?早速、調べてみました。
コーヒーとは何か?
コーヒー豆を焙煎(ばいせん)した粉末から湯
または水で成分を抽出した飲料の事を言います。
※焙煎(ばいせん)とは・・・水や油を加えず、煮つめる・直火焼きする事です。
コーヒーの成分は?
上記のような方法でコーヒーはつくりますが、
コーヒーの成分は、98〜99%が水分、約0.5%が糖類、
約0.15%がアミノ酸とたんぱく質、約0.1%が褐色色素、
約0.02%がカフェイン、約0.3%がその他の成分となっています。
※実は、緑茶、ウーロン茶も同じくらいカフェインが含まれています。
コーヒーを飲むとトイレが近くなる・眠れなくなる理由は?
コーヒーに含まれる約0.02%がカフェインが原因です。
カフェインを取ると、細胞内のアデノシン受容体を刺激して、
アデノシンによる細胞保護プログラムが働きます。すると脳内の細胞が
活発化して眠れなくなります。さらに、
心臓の動きが活発化、神経のバランスが崩れます。
すると、腎臓を通過する血流量が増え、尿細管(尿道)での水分の再吸収も抑制
されてしまうので、トイレが近くなります。
ちなみに、カフェインを一気に10〜12g程度摂取すると死にます。
緑茶・ウーロン茶を飲んでもコーヒーほど利尿・覚醒作用が現れない理由は?
先程、緑茶・ウーロン茶にもカフェインは含まれているという話しを
しましたが、なぜコーヒーほどトイレが近くなったり、
夜眠れなくなったりしないのでしょうか?
それは、緑茶・ウーロン茶にはタンニンという成分が含まれるからです。
タンニンは緑茶・ウーロン茶に含まれるカフェインと結合して塩を作ります。
その為、緑茶・ウーロン茶はコーヒーほど利尿・覚醒作用は現れません。
実は、お茶にも塩分は含まれています。
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