みなさんも1度は「夜寝たくても眠れない」という経験があると思いますが、
なぜ眠れなくなってしまうのでしょうか?
不眠症の原因をまとめてみました。
まず、不眠症の症状としては4つの症状があります。
一、入眠障害
寝つきが悪く、なかなか眠れない。
寝つきに30分〜1時間以上かかる場合と定義されています。
二、中途覚醒
朝起きる時間までに、何度も目が覚めてしまいます。中高年に多いのが特徴です。
三、早朝覚醒
朝早く目覚めてしまい、再度眠ることが出来ない症状です。
四、熟眠障害
十分に睡眠時間はとっているが、眠りが浅く、熟眠感が得られない状態です。
このように不眠症の症状は4種類あります。また原因も多種の原因が考えられます。
一、心理的要因
この心理的原因によるものが不眠を引き起こす1番の原因と言われています。
いわゆるストレスです。ストレスがたまると
具体的には下垂体から副賢皮質ホルモン系への反応が生じたり、
副賢髄質から分泌されるアドレナリンの分泌で
心拍数増加、心拍出量増加、筋肉血管拡張、呼吸数増加、
気管支拡張、筋収縮力増大、血糖値増加
などの症状を引き起こします。この状態が長く続けば不眠症となります。
二、生理学的要因
これは、夜暑くて眠れないなどの環境の問題を指します。
三、薬理学的要因
これは、夜コーヒーを飲む/タバコを吸うと眠れないというような薬物的な問題を言います。
四、精神医学的要因
うつ病、神経症等によるものです。
具体的には、脳内に不足している脳内物質(セロトニン、ノルアドレナリンなど)の分泌が
少なくなっている状態となると不眠症となります。
五、身体的要因
関節リウマチ(痛み)、アレルギー疾患(かゆみ)、発熱、病気全般による原因です。
このような原因から起こる不眠症ですが、私達はどのように対処していけば
よいのでしょうか?次は不眠症対策について見ていきたいと思います。 |