以前、口内炎はなぜできる?(原因・メカニズム・予防法)
というコラムを書きましたが、もし口内炎ができてしまったら
どうすればいいのでしょうか?口内炎ができると
食べ物を食べる際も口の中が痛いですし、
一刻も早く治したいものです。
早速、口内炎を早く治す方法をまとめてみました。
口内炎を早く治す方法(治し方)
@「イソジン(殺菌薬)」でうがいをする。
これは2009年2月25日放送の「ためして ガッテン」でも
紹介されていたのですが、イソジンを使ったブクブクうがいを
20秒間、3回行うと口の中の細菌を10分の1まで
減らす事ができ、また、効果も3時間程度持続する為、
とても効果的と放送されていました。
私もこの治療法を行っているのですが、イソジンでブクブクうがいを行うと痛みが
和らぎ、食事の時に痛い思いをせずにすみます。
食事の後・寝る前に毎回、イソジンでうがいを
行う事で口内炎が治る期間も3日程度と極端に短くなり、
ました。とってもオススメですので、ぜひ試してみて下さい。
ちなみに、口の中に傷がある場合は、殺菌成分が
細胞にダメージを与えて修復を遅らせてしまう為、
イソジンでうがいをした後に水でうがいをした方が良いです。
A睡眠をしっかり取り、疲れ・ストレスを解消する。
口内炎はなぜできる?(原因・メカニズム・予防法)
というコラムで述べたように、口内炎は、
疲れやストレスによって口の中の粘膜の
再生機能が低下して口の中に傷ができる事で発生します。
疲れやストレスをしっかり取る事で唾液の分泌量を
増やして殺菌作用を高め、口の中の粘膜の再生機能を
活発にする事で口内炎の治りを早める事ができます
Bビタミン剤(ビタミンB2)を飲む
口内炎はビタミンB2の不足でできる場合もあります。
ビタミン不足で口内炎ができている人には有効ですが、
それ以外の理由で口内炎ができている人
には有効ではありません。専門家の人の話だと
ビタミンB2不足で口内炎になる人は全体の10〜20%
と多くありませんので、効かない可能性の方が高いです。
以上、3つが口内炎を早く治す方法となります。
ちなみに「ステロイド系の塗り薬を塗る」という
口内炎の治療法も紹介されていますが、
ストロイド系の塗り薬は口内炎の痛みを和らげて
体力の低下を防ぐ効果はありますが、細菌の殺菌効果は
ありませんので、ステロイド系の薬を塗れば口内炎が
早く治るというものではありません。 |