以前、「しゃっくりとは何か?(メカニズム)」、「しゃっくりはなぜ起きる?」
でしゃっくりの仕組みについてはわかりました。
では、私達は「しゃっくり」をどうやって止めればいいのでしょうか?
以前のコラムでも述べたようにしゃっくりは横隔膜
(または、他の呼吸補助筋)の痙攣によって
起こるものですから痙攣を止めればよいと置き換える事ができます。
痙攣は迷走神経の異常によって起きるものですから、
迷走神経の異常を鎮めれば止まると置き換える事ができます。
迷走神経とは・・・脳神経の中で唯一腹部にまで到達する神経で、
脳からの信号をほとんどすべての内臓へ伝えています。
しゃっくりを止める方法(迷走神経の異常を鎮める)
迷走神経の異常を鎮める為には、
迷走神経の刺激により、脳波を変化させることで異常を鎮める事ができます。
(「てんかん」の治療法等に用いられています。)
@水を飲む、A舌を引っ張る、B目をこする、C息を止める
Dびっくりさせる、E他の物事に集中する、F運動(体操)する
等の方法で脳波を変化させれば、「しゃっくり」は止まります。 |